君からのおみやげは、宝物だよ   もどる

 学校から夜遅く帰宅すると、一つの郵便物が届いていた。中をあけると、チューリップ型のメモばさみスタンド?であった。この3月までいっしょに学校生活を送っていた教え子からのものであった。
 「先生は忘れっぽいと言っていたので、ハウステンボスのおみやげはこれにしました。そして、先生は転任をしてしまったから小学校に行っても渡せないので、郵便で送ることにしました。・・・・・・疲れたときや淋しいときは、6の1のみんなのことを思い出して下さい。先生は新しい学校で、私たちは中学校で共に頑張っていきましょう!」と書かれた手紙が添えてあった。私は涙が出るほど、嬉しく思った。素敵な教え子との出会いができてとても幸せであると改めて思った。
 「ありがとう、教え子よ!また、いつか会おう!」