卒業式    もどる

                         2001年 3月26日(月) 

  卒業式。あっという間の一年であった。気付いたら、今日を迎えていたといった感じだった。転任したばかりで、学校の雰囲気になれるのに必死であり、毎日毎日が必死な思いでの生活だったからであろう。
 子ども達が一生懸命頑張った式だった。証書をもらう態度、話を聞く姿勢、別れの言葉の気持ちの込め方、みんな立派だった。ただ、連休明けであったためか、体調を崩している子が多く、式の途中で気分が悪くなる子が何人か出てしまって、きがきではなかった。子ども達の別れの言葉や歌を聴きながら、感傷にふける間もないぐらいであった。
  式が終わってからも、子ども達とのお別れの時間が十分に取れないので、何となくせわしい感じがした。しかし、そんなこともあろうかと思って、2日前から「パンダからのメッセージ」という録音テープを制作してあったので、自分の思いは後で届くかなと思うが・・・。
 この一年は本当に忙しかった。いろいろなことがぎりぎり間に合うといった感じで、いつも綱渡り状態であった。「パンダからのメッセージ」の録音テープも今朝までずっと録音し続けていたが終わらず、学校でも録音して、しかも、式の最中にも録音しておくようにセットして入場していったという状態であるから・・・。でも、ぎりぎり、間に合い34人分のテープができあがり、子ども達に届けることができた。あのテープを聴き、子ども達はどんなことを感じてくれるだろうか?
  子ども達からそれぞれの思いを込めて寄せ書きをした色紙を、保護者の方々からきれいな花束をいただいた。嬉しかった。 
 

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