平成12年 8月23日              9時30分 〜 14時50分
          演習・発表「ホームページの制作・発表」
                       講師:茨城県つくば市立並木小学校教諭
                                   毛利  靖
 
(研修内容)
○昨日に引き続き、9:30〜12:20までは、ホームページの制作に各自で取り組む。私は、○○小学校の紹介というテーマのホームページの制作の続きを行った。「ホームページビルダー」の使い方が少し分かり、気分良く作ることができた。
○13:20〜14:50は、それぞれの作品を発表し合った。初めは8人ほどのグループになり、グループ内での発表会をした。私はホームページの制作は初めての経験であったが、他の皆さんは経験者が多く、達人揃いであった。しっかりとした目的を持っているのはもちろん、奇抜なアイデアも備えている方ばかりであったので、それぞれの方の作品を見るたびに、感嘆の声が出るばかりであった。グループ内での発表会の後は、それぞれのグループの代表者からの発表が行われた。さすが、各グループの代表者の作品は、見る人をうならせるほどの説得力があった。大変参考になった。
 
(所感)
 何のためにホームページを作るのか、何を伝えたいか、という考えをしっかりと持つことが一番大事であることは分かっているが、やはりその上に、見る人の興味や関心を引くもの、見やすく工夫がされているものなどを作りたいのが人情である。そのためには、作る以前に、ホームページ全体の構想をしっかりと立てるのが大切であることがわかった。また、やはり、ホームページを制作するためのアプリケーションの機能をしっかりと身につけておくことも必須条件であると思った。さらに勉強を重ねて、自己満足に終わるのではでなく、人を説得するだけの魅力を持ったホームページを制作できるようになりたいと思った。
 今回の「ホームページの制作」という研修をしてみて、全国には、情報教育に関していろいろな実践を積んでいる方々がたくさんいるということが重ね重ね分かった。私などは足下にも及ばない。ちょっぴり悔しい思いがするが、そういった現実が分かっただけでも、よい経験なのかもしれない。また、逆に考えると、地元に戻った際に、地域でのこのような研修会においても、私と同じような感情を抱く人がいるだろうと予想できるようになったことだけでも意味があったのだと思う。そのような人の立場に立って、情報教育の進め方についての共通理解を図る工夫をすることが何よりも大切なのではないだろうか。
もどる
もどる