平成12年 8月21日              13時20分 〜 16時30分
     講義・演習「校内ネットワークを目指して
            OS、マルチメディア、インターネットの導入」
講師:兜x士通ラーニングメディア
 研修事業部TBT開発部プロジェクト課長
                                   戸田 博人
(研修内容)
○校内ネットワークを目指してということで、かなり専門的な内容の講義を受けて、大変難しく理解しづらい部分もあったが、自分の不得意な分野なので、ためになった。
○OSには、基本OSとネットワークOSがある。最近は基本OSの中に、ネットワークOSが組み込まれている。(Windows 95以降、Macintosh)
○校内ネットワークを組むには、HUB、LANカード(ボード)、LANケーブルがあればよい。
○LANの種類
 ・形状(トポロジー)によって、以下の3種類がある。
@バス型…  
 
  Aスター型…         HUB
 
 
 
       *学校でのネットワークは、通常はスター型である。
 
Bリング型…
 
 
 
 
 
 
 ・伝送の媒体によって、以下の3種類がある。
@同軸ケーブル…主にバス型で使う。
Aツイストペアケーブル…主にスター型で使う。
B光ファイバーケーブル…主にリング型で使う。
 
 ・アクセス方式によって、以下の2種類がある。
@CSMA/CD…バス型とスター型で使われている。
  *個衝突が起こる。個衝突が30%を越すと、データが運ばれない。10%に   押さえられるように作られている。
 
                     個衝突
 
 
 
 
      A      B       C      D
 
Aトークン・パッシング…リング型で使われている。
 
 
                           *一方通行なので、個衝突は
                             起こらない。
 
 
 
 
 
 
 
○HUB−@リピータHUB…通常のHUB AスイッチングHUB…自動切り替えをしてくれる。
                               ←HUB
 
 
            A     B     C    D
 
    *リピータHUB…AがDにデータを送っている時には、BとCは使えない。
    *スイッチングHUB…A→Dだけつないで他はつないでないので、B→Cもつ     なげる。
○ケーブル−@ストレートケーブル…パソコンとHUBの間で使う。
Aクロスケーブル…HUBとHUBの間で使う。
        *HUBとHUBの間でも、ストレートケーブルが使える場合もある。
○HUBにもいろいろな種類がある。例えば増設するときには、「スタッカブルHUB」というのが便利である。よく調べることが大切。
(所感)
 難しい研修内容であったが、実際にネットワークを組む際の予備知識となったような気がする。ネットワークの設計のための基本的なことが学習できて、大変ためになった。しかし、もっと詳しく学ぶことが大切であると思った。ただ、少し知識が得られたことは専門の業者の方との話し合いの時に役立つであろうと思う。
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