平成12年 8月30日               9時30分 〜 11時50分
          演習・発表等「校内研修案の作成・発表」
                 「校内研修のまとめ&研修後の課題」
                講師:新潟県上越市立東本町小学校教諭
                                   清水 雅之
(研修内容)
<作成・発表>
○いよいよ、グループごとに校内研修案を作成した。私たち10班(東京都の○○先生、滋賀県の○○先生、長崎県の○○先生、私の4人)は「デジカル」という題の校内研修案を作成した。具体的な内容は、ひらがな(ローマ字)カルタを作って、デジカメやワープロソフト、プリンターなどの使い方を覚えるようなものであった。実際に作ったものをプレゼンテーションソフトで発表した。短時間であったので大変だったが、4人で協力して何とかよいものが作れた。
他のグループの研修案の題は以下の通りであった。
(1班)「楽しい校内研修事例」、(2班)「デカマラ」、(3班)「みんなで作るデジタル紙芝居」、(4班)「楽しいカレンダー作り」、(5班)「デジカミ」、(6班)「画像でDEポン」、
(7班)「オリジナルTシャツを作ろう!」、(8班)「あなたも名シェフ〜インターネットで冷蔵庫すっきり大作戦」、(9班)「ロマンティックメール」
 どの班の研修案も、すぐに使えるようなアイデア作品ばかりであった。これらの研修を実施することによって、以下のような技能などが身に付くようになっている。
 ・キーボード操作 ・お絵描きソフト操作 ・デジカメ操作 ・プレゼンテーションソフト操作 ・インターネット利用 ・スキャナ操作 ・プリンタ操作 など
<発表後の講師からのまとめから>
○以下のような研修にすることが大切である。
 ・見通しを持たせる。・簡単(に見せる)・楽しい・使える・おみやげつき(研修で作った作品集など)・技能差の配慮・肯定派、否定派の配慮・人間関係の構築・授業で使えそうな内容・知らず知らずに技能が高まる内容・実践とのかかわりが分かる内容
 *必ず、情報教育との関わりやネチケットについての話題を入れることが大切!
○環境整備について
 ・「使いたいとき」「使いたい子(教師)が」「使いたいように」使える。
 ・配置の工夫、台数の増加、予算や人材の確保の問題
 ・ソフトウェアは、量より質である。図書費、フリーウェア、ディスカウント、公的ソフト(www)などを利用する。
<研修後の課題(宿題)について>
○今回の研修会で学んだことをもとに、自分の学校で来年度利用する(かもしれない)研修計画(1年間)を作成する。
○平成13年5月1日までに、清水氏へ電子メールにファイルを添付して送信する。
          まで
(所感)
 教師の中には、情報教育に関して肯定的な人もいれば否定的な人もいる。また、技能的なレベルにおいても差が激しい。だからこそ、すべての教師が安心感や興味、関心などを持って、意欲的に取り組めるような研修計画を立てる必要がある。そのために、やはりそれなりの工夫をすることが大切である。今回の作成や発表、あるいは講師からの講義などによって、多くの示唆を得ることができた。今後の参考にしたいと思う。
 研修後の課題(宿題)については、やや閉口してしまったが、期限はまだまだであるので、管理職や教務主任、研修主任らと協議・調整していきながら、徐々に作成していきたいと思う。
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