教師が変わらなければ・・・    もどる

                         2001年 3月10日(土) 

 教師が変わらなければ、子供は変わらない。教師集団が変わらなければ、学校は変わらない。教師が、いつまでも過去の過ちに気付かずに、それに固執しているようでは、前向きな子供たちは育てられないし、いい学校にはできない。教師自らが、新しい風を受け入れる度量の大きさを持たねば、いつになっても変わることができない。もちろん、昔から続いていることでもその伝統を大事にして、今後も継続していく必要のあるものもある。しかし、とかく教育の世界では、特に現場では、閉鎖的なところがあり、改革を恐れる。というよりも、受け入れることのできる柔軟性を持っている教師が少ない。新しい考えを持っている人に対して、あるいは自分とは違った考えを持っている人に対して、偏見を持ったり、穿った見方をしたりする人が多い。それどころか、そんな考えを持っている人を排斥しがちである。それは、いじめの構図である。教師集団がそんなことでは、子供たちにもそんな構図を知らず知らずのうちに、植え付けてしまうのだ。そんなことで、いい学校になるはずがあろうか。