もどる

〜マット運動〜   5年(  )組(     )
 
<学習のめあて>
 自分に合ったいくつかの技を組み合わせて、連続技をできるようにする。
 
○そのために、
@この後あげるいくつかの技の一つ一つができるように練習する。
A組み合わせる技をいくつか選ぶ。(2種類以上)
B組み合わせのパターンを自分で考え、練習する。
C連続技といっても、一つ一つの技をしっかりと行った上で、次の技に移るような 演技になるよう心がける。
D最終的な発表会では、名前を呼ばれて、しっかりと片手を挙げ返事をするところ から、技を終え、良い姿勢で片手を挙げるところまでが、一連の演技なので、練 習の時からそんな態度で臨む。
 
 
 
技の例
【前転系】
@前転(前回り)
基本の回り方。といっても、あなどることなかれ。
(注意点)・膝のバネで、尻を上げ、頭の後部から首の辺がマットにつくよう      に。
       ・足や膝をそろえて回れるように。
・次の技につながるように、両手は前に突き出すように。
 
 
 
 
 
 
A倒立前転
倒立をし、2,3秒静止してから、前転に移す。
(注意点)・ついている両手でうまくバランスがとれるように。(できるよう      になるまでは、2〜3人組で練習するとよい。)
       ・倒立から前に倒れるようなタイミングで、頭を入れ込むようなイ        メージ。
       
 
 
 
 
 
 
B開脚前転
途中までは、前転と同じ。半回転ほどしたところで、膝を伸ばした両脚をできるだけ広げる。(大きく広げた方が、立ち上がりやすい。)回転しきるところで、両手を強くマットにつき、その勢いで立ち上がる。立ち上がった後、両手を横に広げてポーズ。
(注意点)着く手は、できるだけ股に近づけると起きあがるのが楽である。
 
 
 
 
 
C伸膝(しんしつ)前転
難易度の高い技。前転をするときに、回転はじめから着地まで、ずっと膝を伸ばすようにする。体の柔軟性と回転の勢いが必要な技である。
 
 
 
 
 
 
Dとび(こみ)前転
前方にジャンプした後、しっかりと両手をつき、体重を支えて前転をする。勢いがつくので、両手で両脚を抱え込むようにして着地すると、収まりやすい。
(注意点)飛び込む距離を徐々に長くしていくような練習が大切である。いき     なり遠いところに跳ぶと、腕や首を痛めてしまう。
 
 
 
 
E前方倒立回転(または、頭はね起き)
跳び箱運動で行ったハンドスプリング(ヘッドスプリング)をマットの上で行う技。
(注意点)回転するときに、できるだけ背中がエビぞりになるようにする。
(練習例)@ハンドスプリングの時と同じで、跳び箱の上から倒立をしてから      回転してエバーマットに着地する。
       Aマットの上で倒立から前方に倒れてブリッジをする。
 
 
 
 
【後転系】
@後転
両手を両耳の横に持ってきて手のひらが天井に向くようにして、膝をそろえて曲げて準備をする。その後、あごを引きながら後ろに倒れていき、両手をしっかりとつく。回転の勢いを利用しながら、最後には両手を押し上げるようにして起きあがる。
(注意点)・起きあがるとき、膝ではなく足の裏がマットにつくようにする。     ・回転した後の姿勢は、基本的には最初と同じ姿勢になっているよ      うにする。
 
 
 
 
A開脚後転
回転はじめから途中までは、後転と同じ。半回転したところで、両脚をしっかりと膝を伸ばしたまま大きく広げて回転する。そして、脚を広げたまま着地する。その時、両手を広げてポーズを取るようにすると、技が引き締まる。
 
 
 
 
 
 
 
B後転倒立
後転をし、両手をついたところで、勢いを付けて両手を押し上げ倒立の姿勢に持っていく。そして、少し静止した後、着地する。やや、難しい技である。
 
 
 
 
 
 
 
C伸膝(しんしつ)後転
  マットに背を向け立つ。膝を伸ばしたまま、後ろに向かって倒れていくが、そ  の際に両手の手のひらをクッション代わりにつく。その後、着いた手を両耳の  横に持ってきて、後転をする。その後は、脚を伸ばしたまま起きあがる。
  (注意点)勢いを付け、両手の押し上げを強くしないと起きあがれない。
 
 
 
 
 
 
【側転系】
@側方倒立回転<側転>(いわゆる、風車)
体を横に向けるようにして、直線上に両手をついていく。(ただし、時間差で着く)その後、両脚を伸ばしたまま開いて回転し、両足も手を着いた同じ直線上に着地するようにする。
(注意点)・どちら向きに回ってもよい。回るときに、尻が出っ張って、脚が      曲がらないようにする。よくできない場合は、倒立をするところ      まで何回か練習するとよい。また、友達に見てもらって、できて      いるか確認することも必要である。
 
 
 
 
A4分の1ひねり側方倒立回転(ロンダート)<側転>
  両手を振り上げるようなステップの助走をしたあと、両手を同時に着く。両脚をそろえて回転する。体を4分の1,回転させながら両脚をそろえて着地する。このとき、勢いに乗せ、両手をうまく地面から放せていると、技が決まる。
 
 
【つなぎ技】
@バランス
  技と技の間に入れると、連続技にメリハリが出てきて効果的である。片足を着き、もう片方の脚をできるだけ後ろに高く上げる。そして、両手を横に広げ2〜3秒静止する。
  (注意点)・決して恥ずかしがらすに行う。これも、れっきとした大事な技で      ある。ふざけてやってしまうと、連続技が台無しになる。
  
A脚の交差
前転系でも後転系でも使える。回転の途中で脚を交差させて着地することで、前転系を後転系に変えたり、後転系を前転系に変えたりできる。
 
Bジャンプ
脚の交差の代わりに、ジャンプすることで方向転換をする。これでも、前転系と後転系の切り替えができる。
自分の連続技の組み合わせ

@



 





 

A



 





 

B



 





 
 
 
 
 
 
 
 
 
*ここに出ていない技を組み合わせてもOK。例えば、三角倒立とか・・・・。
*自分なりの目標を立てて、練習してみましょう!「練習すれば、必ずできる!」 という気持ちを持って、がんばりましょう。練習の時は、友達同士で教え合った り、手伝ったりすることもとても大切です。そして、発表会の時には、友達の応 援のもと、自分の力で連続技を披露できるようにしましょう!