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 研究紀要原稿について       平成13年12月25日 
                        教育機器班 所 員  パンダ
 
◎書式スタイルの設定について(例)
 A4たて












 
           余白21mm
 

余白
20mm





 

      46文字

       40行(〜44行)




 

余白
19mm





 

           余白20mm












 
 
 
◎原稿の内容について
 
  主題  
  副題
   

この2つの項目の中に、次の3つの内容が入っているか、再確認する。また、自分の研究の内容をよく表しているかを、再確認する。
        @目的・めざす姿
        A内容・分野・領域
        B方法・手だて
      (例)「自ら進んで行動できる、心豊かな児童の育成
          @
          −総合的に単元構成をした道徳教育を通して
           B          A
 
  (2人の研究員の中間発表会までのもので考えると・・・・)
  <黒澤研究員>
         「楽しみながら主体的に学習に取り組む児童の育成
           @
          −少人数学習での算数科指導に教育機器の活用を取り入れて
           B A
  <福留研究員>
         「情報活用の実践力を育てる指導の工夫
           @
          −パソコンクラブ活動における作品制作活動を通して
            B A
 





 
   研究の概要  
 200字以内で、研究の全体の様子をまとめる。研究の領域、ねらい、今回の研究で講じた手だてなどを表記したり、その手だてにより、児童にこんな変容が見られたとか、こんな課題が残されたとかといった内容を入れたりする。
【キーワードを入れる:3,4こ】
 
 (昨年度の例)
  吉田先生の研究の概要  
 本研究は、情報活用の育成を図るために、小学校第4学年社会での調べ学習において、コンピュータなどの情報機器の有効的な活用を試みたものである。情報の収集、判断、表現・処理・創造、発信・伝達の過程で、コンピュータを有効に活用することで、児童は、調べ学習に対する興味関心を今まで以上に高め、主体的に学習することができ、情報活用の実践力を身につけることができた。
【キーワード:小学校 情報活用能力 コンピュータ 社会科教育】
 
  藤本先生の研究の概要  
本研究は、第4学年理科「季節と生きもの」の学習において、植物をデジタルカメラで撮影し、観察の視点に沿って詳しく観察する活動を通して植物観察能力を高めようとしたものである。また、コンピュータを活用して観察カードにまとめていくことで、コンピュータの基本的な操作方法も身に付けさせることを目指した。本学習を通して、児童の植物観察能力の高まりやコンピュータ等を進んで活用しようとする意欲が見られた。【キーワード:小学校 理科 植物観察 コンピュータ】
 
 
T 主題設定の理由
 次のような内容が入っているか。
○社会の要請や今日的課題(情報活用能力、情報活用の実践力、少人数制指導のことなど も簡単に入れるとよいと思う。)
○学習指導要領の内容(黒澤研究員−4年生の算数科 福留研究員−特別活動クラブ活動)  *既に入っていると思うが、今一度確認するとよいと思う)
○所属校の校内研修の内容や立場(もしあったら・・・)
○担当クラス・担当クラブの児童の実態とめざすべき姿、教師の願いなど
○指導者(自分)の今までの指導方法の見直し
○コンピュータをはじめ教育機器の活用の必要性や有用性(これは入れた方がよいと思う。 なぜ、コンピュータなどの教育機器を使うとよいのか。さらに言えば、コンピュータな どの教育機器を使わなければいけない理由が考えられるとよいと思う。)
*以上のことを踏まえて、筋道立てて書いて、教育機器を活用した指導法(いわゆる、これが子どもや自分の今までの指導法を変容させる手だてとなると思うが)を実践すると、めざすべき子どもが育てることができたり、身に付けさせたいと思っている力を子どもたちに身に付けさせることができたりするということを簡単に述べられるとよいと思う。
 
U 研究のねらい
 「自分の考えている手だてを実践すれば、めざすべき子どもを育成することができることを明らかにする。」というような感じで書けるとよいと思う。
 
V 研究の見通し(仮説)
 2,3行ぐらいでまとめればよいと思う。見通しが2,3個になる場合には、箇条書きで。
○〜すれば、〜になるだろう。
○〜のような手だてをとれば、〜のような力が身に付くだろう。
 *いずれにしても、
 
児童の実態        研究・実践後の児童
       手だて

 
  のような形で、書けるとよいと思う。(児童以外に焦点を当てて書くものがあっても  よいと思う。たとえば、自分自身の指導法など)
 
W 研究の内容と方法
1 研究の経過 *概略でいいので記述しよう(昨年度の吉田先生や藤本先生のものを参                      照)
  (例)




 
   月       研  究  内  容
4・5・6月 児童の実態把握 研究主題検討 研究主題決定 文献研究
7・8・9月
 
情報機器の研究 ソフトウエアの検討・決定・操作実習 構想検討会
   
 
2 研究の内容と方法
(1)〜
   ○「情報活用の実践力」の定義
   ○「楽しみながら主体的に学習に取り組む児童」の定義
   ○上記のものを育てるとはどういうことととらえたか
   ○コンピュータ等の教育機器の位置づけ
   ○授業実践計画
     ・対象
     ・教科(領域)、単元名
     ・実施期間
   ○検証計画



 
 検証項目 見通し 検証の観点  検証方法
    1    
    2    
    3    



 
 
X 研究の実践と考察
 ○実践の対象として選択した学習内容における一連の計画や実際の実践内容を記述す   る。
 ○その中のメインとして、研究授業に取り上げた部分を記述する。(指導案も略案を載  せる。)
 ○略案の内容として(例)題材名・指導(学習)計画・本時のねらい・展開
   *略案の空いている部分に当日の場面ごとの写真を2,3枚入れるとよいと思う。
 ○写真については、略案の中でなくてもよいと思うが・・・。
 ○研究授業をはじめ一連の実践の後に、子どもにどのような変容が見られたか。自分の  考えた手だてが有効であったか、などを記述する。その考察のために、児童に感想文  を書かせたりアンケートをして集計結果を出したりするのも大切だと思う。また、研  究授業後にもらった、他の教師からの感想や助言なども生かせると思う。
 
Y 研究のまとめと今後の課題
 自分の研究や実践で得られた成果を2〜3こぐらい箇条書きで書く。(仮説などとの整合性を確認する。)
 逆に、改善を加えた方がよい点や研究の広がりや深まりをめざしたいことなどを1〜2個ぐらい挙げておくとよいと思う。
 
  参考文献
 ・学習指導書  ・教育機器の活用に関する文献  ・研究紀要  
                           など 3つほどですかね?
 
                      担当所員  パンダ (美土里小)